ヘニョハログ
4本マレット(2005年の記事の書き直し)

打楽器奏者ヘニョハロこと泉純太郎です! ティンパニ奏者を目指して日々勉強中! どうぞよろしく。
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*この記事は2005年に書いた記事を一部改定して掲載しているものです。画像は当時のものを使用しているので、あまり律儀に参考にしないで下さい(^^;)(2008/4/18)



 打楽器やマリンバを演奏したことのある方だとご存知だと思いますが、マリンバやヴィブラフォンなど、いわゆる鍵盤打楽器では、片手に二本ずつバチを持つ「4本マレット」といわれる技術がよく用いられます。
 私の知る限り、4本マレットのグリップには、「トラディショナル(スタンダード)・グリップ」「バートン・グリップ」「スティーブンス・グリップ」「マッサー・グリップ」の4種類があります。「トラディショナル」と「バートン」は、クロス・グリップと呼ばれます。それに対し、インディペンド・グリップと呼ばれる「スティーブンス」や「マッサー」があります。数年前まで日本ではクロス・グリップが主流でしたが、最近は若手奏者を中心にインディペンド・グリップも増えてきています。

1.トラディショナル・グリップについて
 トラディショナルグリップは、私の経験上最もブレが少なく安定しているグリップです。ただ難点として、2つのマレットがしっかり触れ合って固定されているため、マレットの動きが不自然になりがちになるところでしょうか。また、開き具合も他のグリップに比べ、やや狭くなります。そのためか、掌の小さい演奏家は長めのシャフト(柄)のマレットを選択することが多いようです。

下から見た状態。

上から見た状態。

手を広げた状態。
親指側のマレットが下になっている。

2.バートン・グリップについて
 バートン・グリップは、トラディショナル・グリップにおける2つのマレットの上下を逆にした持ち方です。JAZZヴァイブ奏者に多い(多分)ようで、ゲイリー・バートン氏のように右はバートン・グリップ、左はトラディショナル・グリップという、変則的な持ち方をしている人も多いらしいです。このグリップの長所は、2本のマレットが触れ合わないので、マレットの動きがより自然なものになることでしょう。難所は、2本のマレットが触れ合わないため、安定性が悪く、マレットを閉じたり開いたりするのに若干困難が生じることでしょうか。ただ、慣れれば問題なし・・かな?

上から見た状態。
トラディショナルとの違いがわかるでしょうか?

下から見た状態。
トラディショナルのときと指の位置が変わります。

手を広げた状態。
親指側のマレットが上になる。
交差する位置も違います。

3.スティーブンス・グリップについて
 このグリップはマリンバ奏者リー・ハワード・スティーブンスが、後述のマッサー・グリップを改良して考案したグリップです。
スティーブンス・グリップは前述のクロス・グリップとは違い、マレットが交差しません。そのため、2本のマレットをより独立させることができます。ただ、このグリップをするときは、大抵バーチ柄のマレットを使うので、音色が全然違うものになります。それに加え、持ち方に少々無理があるため、音量が出にくいという難点もあります。
*下の写真はどちらかというとマッサーグリップに近いようです
*スティーブンス自身が著した教本があります→Method of Movement for Marimba

上から見た状態。
クロス・グリップとは全然違う。

下から見た状態。
中指と薬指の間からマレットが出ているのがわかるでしょうか。

手を広げた状態。
持ち方にかなり無理がある。
手の小さい日本人には不向きかも。

4.マッサー・グリップについて
 マッサー・グリップはスティーブンス・グリップの前身となったグリップです。このグリップをスティーブンス氏が改良し、広く知られるようになったものをスティーブンス・グリップと呼びます。

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